基山町では、町の魅力や課題を学び、情報の発信や解決策を実践する人材の育成を図るために「きやま人づくり大学」を開校しています。

 

 今日は8時限目 最終講義です。


 最後の講義になるので、冒頭、学長である町長がご挨拶。



 さて、これから講義が始まります。


 テーマ  あの人の話が聞きたい! ~児童養護施設 洗心寮の取組みについて~


 今回の講師は、児童養護施設「洗心寮」 施設長の 調 淨信 先生



 まず、施設の紹介や活動内容の紹介。


 続いて、子どもの貧困についてのお話。

7人に1人の子どもが貧困


 子どものぎゃくたいや体罰について


 なぜ体罰が起きるのか。

 ・体罰肯定感

 ・自己の欲求の優先傾向

 ・子育てに対する自信喪失

 ・子どもからの被害の認知

 ・子育てに対する疲労・疲弊感

 ・子育てへの完璧志向性

 ・子どもに対する嫌悪感・拒否感


 山梨県立大学人間福祉学部 西澤哲教授

 

 子育て中に誰でも一度は感じる思いです。

 大切なのは、育児不安・育児困難を抱えた時に、

 周りがサポートできるかどうか。


 本人が弱いのではなく、支える周りの力が弱いのです・・・っということだそうです。

 

 大切な気づきです。


 Googleで「夫」という文字で検索すると・・・



 こんな言葉が関連キーワードが出てくるそうです。びっくり!


 まあ、体罰は父親に限った訳ではありませんが、やはりもう少し奥様には優しく、子育てにも係わった方がよさそうです。



 他にもオレンジリボン(子どものぎゃくたい防止)活動や、沢山の気付きをいただきました。


 

 今は社会的養護から社会的養育に移行していってるそうです。



 今回も有意義な講義でした。


 調先生、ありがとうございました。


 児童養護施設 洗心寮|あさがおレオクラブ|佐賀県三養基郡 (wago.or.jp)


 全国児童養護施設総合寄付サイト|一般財団法人 日本児童養護施設財団 (leavehome.org)


 オレンジリボン運動 - 子どもぎゃく待防止 (orangeribbon.jp)

 

 

 第18回キッズミュージカルTOSU公演

 「桜の下になにかいる!!」を観てきました。


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 物語は、ひとりの女の子が住む鳥栖市の家族のところに、基山町に住んでいる4人のいとこが訪ねるところから始まり、みんなで弥生祭りに行くが・・・。



 小学2年生から中学3年生までの出演者で構成された物語ですが、子どもとは思えない躍りと演技力と歌唱力。


 音楽や照明も相まって、素晴らしいミュージカルで、感動しました。


 コロナ禍で、いろんな公演が中止されてきましたが、最近少しずつ開催されるようになってきましたね。


 子どもたちにも思い出深い記憶になるでしょう。


 キッズミュージカル鳥栖オフィシャルホームページ (kmtosu.jp)




 胎児の出生前診断で、遺伝子に異常が認められないか、出生前に診断を行う遺伝子学的検査が最近普及してきています。

 出生前診断は、優生学的な問題があることから生命倫理学的な問題があるとする意見があります。医学の発達とともに、検査の精度が高まり出産前に胎児異常を発見できるケースが増えました。治療できる胎児異常については手術などで対応できるケースも増えていますが、根治的な治療が出来ない21トリソミー(ダウン症)、18トリソミー、13トリソミーの場合は、事前に診断された9割の妊婦が人工妊娠中絶を選択しています。日本では1990年代に母体血清マーカー検査が急激に広まった際に、原則として妊婦には積極的に勧めたりしないようにとする声明を日本産婦人科学会が発表しています。(ウィキペディア(Wikipedia)より

 一般的な出生前診断で、男の子か女の子か、判別することはよくありますね。胎児の健全な成長に関する出生前診断は大切なことですが、前述の通り根治的な治療が出来ない場合は、事前に診断された9割の妊婦が人工妊娠中絶を選択しています。お気持ちは分からないわけでもありませんが、母体血清マーカー検査の結果が全て正しいわけではありません。健康なお子さんかもしれないのに、中絶して大切な命が生まれてこないことも考えられるのです。

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 また、現在でも何らかの障がいを持って生まれるお子さんは相当数います。遺伝子検査が増えてくると、そういうお子さん達が成長期に「ねぇパパママ、僕(わたし)って生まれてこなかった方が良かった命なの?」と、これからの社会の中で悩むことも増える可能性があります。


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 今日は、私も所属する某団体のZOOM会議があり、そこに産婦人科医の先生を招いて意見交換を行いました。
また、今年の7月には都内でシンポジウムも開催する予定です。

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 医療の進歩これからも進んでいくのでしょうが、これまで、そしてこれからも障がいをもって生まれてきた子ども達が、安心して暮らせる社会環境をどう構築していくかが大切だと思います。微力ながら私もそのことも考え続け、できることを実行したいと思っています。



 まず、3月1日から始まった本年度の補正予算関係などの採決から始まりました。





 討論・採決を経て、全ての議案は承認可決されました。


 次に、4月から始まる令和3年度基山町の予算を審査する、予算特別委員会



 今回の予算特別委員会の委員長は私が行うことになりました。初めて座る議長席。


 まるで宇宙戦艦ヤマトの沖田十三が座る艦長席みたいな高台です。


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 緊張して冒頭の挨拶もつっかかりながら話してしまい・・・。


 次に副委員長と町長の挨拶。そして各担当課長から一般会計予算と特別会計予算、各種事業計画の説明に入ります。

 それらが終わると、施政運営方針はじめ、それぞれの内容について委員(委員会では議員を「委員」と呼びます)からの質疑が始まります。


 待ってましたとばかりに、さまざまな質疑や意見が各委員より上がります。この状況が3月17日まで続きます。


 今日は3月11日で東日本大震災から10年目。 地震が発生した午後2時46分、庁舎内にアナウンスが入り暫時休憩。議場でも黙祷を行いました。 



 議会で、予算特別委員長という普段できない、貴重な体験をさせてもらっています。


 議会最終日は、内容をまとめて委員会報告を行います。久しぶりの大役ですので頑張ります。


 東日本大震災から10年。

 被災された方へ、改めてお見舞いを申し上げると共に、お亡くなりになられた方へのご冥福を心よりお祈り申し上げます。


 あの日、私は仕事で博多湾近くに居て津波警報を受け、急いで沿岸から離れました。車のTVで東北地方の地震と津波の映像を目の当たりにし、「とんでもないことが起きた」と身震いしたことを思い出します。


 昨晩、NHKで東日本震災関連の特集の録画を4本視ました。



 生活に明るい兆しが戻ってきた風景の一方で、除染などが終わらず、まだまだ生活を取り戻せない方、汚染された廃棄物の処理問題など、震災はまだ終わっていないのだと痛感しました。


 あの日の事を忘れず、私自身も防災を意識し、東北の方々のお気持ちを十分理解することは出来ないかもしれませんが、安心できる生活が戻りますよう、今出来ることを実行していきます。