来週の12月8日に行われる基山町創作劇
「こころつないで」~基肄城に秘められたおもい~
の舞台になる、基山(きざん)にて
今回の演者となる子供たちと保護者を対象とした
ガイドをさせていただきました。

劇中での場面に登場する基山ですが
山城時代の痕跡は今もなお残り
その遺構を見て歩くことができ
当日の劇の演技に役立てて戴けたらと思い
ガイドさせていただきました。
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この日は、天候に恵まれ
遠くは、雲仙・普賢岳まで望むことが出来ました。

 去る令和元年1018日・19日の両日、鹿児島県にある種子島へ当会メンバー有志+集った仲間で、行ってきました。18日(金)の小雨降る早朝に基山を立ち、お昼には種子島にある西之表港に着いていました。基山を立つ時は肌寒く、寒さ対策を万全に出立しましたが、西之表港に降り立った時の「暑い!」には、日本は「広い」と実感するとともに、要した時間をみると想像していたよりも、「近い!」という印象を抱いたところです。

 現地では、今回の渡航のきっかけともなった当会メンバーのお一人の郷里であることもあり、ご家族御一同様の歓待とおもてなしを受け、島内を案内いただきました。1泊二日の短い旅でしたが、種子島の文化と人柄を深く知ることができたのも、ご家族御一同様のおかげと、心より深く感謝いたします。

 

 初日は、鉄砲館、「日本甘藷栽培初地」やJAXA(種子島宇宙センター)へ行き、歴史ある場所から最先端の技術を駆使した科学の世界まで、多くのことを学ぶことができました。当会の「技」の一つであるガイド手法の学びについては、JAXA施設見学での移動バス内や各施設での解説の話術に、「緩急」を付けたしゃべり、聞き手の注意を向けさせる「手わざ」、飽きさせず語り過ぎずの絶妙さにプロの技をみる思いがしました。


種子島01 ●日本甘藷栽培初地


種子島02 ●絶妙な話術(JAXAにて)


種子島03 ●世界最大の引き戸!

【大型ロケット組み立て棟 一枚の扉高67.46m、幅26.95m、厚さ2.5m、重量400t


 初日夕刻から始まった「宴」では、地元の地名研究会の皆さまの歓待を受け、当会メンバー+集った仲間は、同志の絆を強く結ぶことができました。貴重なお時間をいただいた地名研究会の皆さま、ありがとうございました。


種子島04 ●地元の皆さんとともに!!


 二日目も、早朝から鉄砲伝来の地、上妻酒造場(ここは欠くことはできません!!)、弥生時代の貝製アクセサリーで有名な国指定史跡である広田遺跡ミュージアムを訪れました。初日が時折、雨が降るあいにくの天気でしたが、集った皆さまの秋雨前線を押し上げるほど強烈な「晴れパワー」のおかげで、快晴に近い良い天気に恵まれ、南の島の海と空の青さも満喫できました。


種子島05 ●屋久島を望む!


 広田遺跡ミュージアムでは、地元の方々を人形やモデルとして登場させる復元模型や説明ビデオの取り組みに、身近な博物館・資料館へのご努力を知ることができ、多くのことを学ぶことができました。また、上妻酒造場では、若い社長様ご自身による「熱い」説明に会社トップの意気込みと地元愛の「熱さ」を感じました。


種子島07 ●広田遺跡

種子島06 ●広田遺跡ミュージアムにて

 

 楽しいことは「あっ!」という間に過ぎ、午後3時には帰路につきました。


 初日の出発時から帰り着くまで、ドキっ!とからワクワクまで様々な「濃い物語」を生んだ種子島「研修」の旅でした!

 参加された皆さまお一人おひとりの感じ取り方で、多くのことを受け止めていただければいいのではないかと思います。楽しかった思い出を明日へのエネルギーに変え、またひと頑張りしていきましょう!


種子島08 ●弥生人も見た?広田遺跡前の海岸

 

 現地でお世話になった多くの皆さまに、心より深く感謝の意を表し、『種子島「研修」の旅』を結びます!

 

 ありがとうございました!

種子島09 
「また、めっかりもうそう!」
9月10日、夏の気温の高さを避ける為に
お休みをしていた。
長崎街道歩きをこの日に再開しました。
この街道歩きですが、基山を始点に
長崎、小倉まですでに踏破しており、
今回歩く、塩田道は長崎街道初期の道ですが
たびたび雨期には水害に遭うので
武雄温泉から嬉野へのルートとなりました。

今回は、武雄北方の
「北方町追分」交差点からのスタートとなります。
しばらく歩くと六角川をわたりますが
先日の豪雨による冠水の跡を見かけます。

近年出来たであろう、自動車向けのバイパス道を
離れると、旧街道の道筋が現れ
それを示す、複数の石標も掲げられていましたが
石碑の裏を見ると複数の個人名が刻まれており
どうやら、地域の方の寄付で建ててあるようです。
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周辺には、昔の町並みを想像させる道が残っており
今回唯一の峠越えも、舗装されていますが
雰囲気が残っている気がします。
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そして、この道筋の脇には
いくつもの六地蔵さまが、
今も祀ってありました。
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途中、にわか雨に降られつつも
お昼過ぎに、塩田に到着。
この塩田では地元ガイドさんから
この塩田津が陶土による川港としての発展
街の役割、そして川港の役割を終え
町並みを保存に力を入れた方の説明などを
お聞きしました。
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塩田の町並みは
きれいに整備保存されており
現在でも、当時の建物で
各お店が営業されており
当時の雰囲気が残っています。
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2時間近くガイドして頂きましたが
それでも、すべてを見て回ることは出来ませんでした。

今回は、この塩田がゴールとし
全行程は約17kmでした。
次回は、多良海道を一部含めた
鹿島から塩田、嬉野を歩く予定です。

秋雨前線の影響でスッキリしない空模様・・・・

今回初めての試みとして「自主勉強会」を開催

参加者メンバーが役場に集結しイザ出発



先ずは、「二階寺」にて住職より貴重な説明をして頂きました。

時間の関係でもう一度じっくりと境内を散策する価値有り・・・


引き続きお隣の「本福寺」では、沢山の参拝者が・・・・土日は

色々のイベントが開催されています。

素晴らしいビュースポットで<荒穂神社>も確認できました。


時間の都合で、最後に「八龍天神社・麻生天神社」の現地を確認しました・・・・

(野平さんよりポイント解説が有りました)


予定半ばでしたが「第一回自主勉強会」でした・・・・


 昨日、午後630分より、8月の定例会議が開催されました。9月に催行される荒穂神社の御神幸祭りに関わるしめ縄つくりほかの諸行事への協働参画や、御仮殿で行われる奉納芸能の際の解説などへの参加が募られています。


 また、来春開催される基山・鳥栖・小郡クロスロード文化研究会主催の歴史散歩のルート案解説や、地図作成時の解説文化遺産についての説明が行われました。


 加えて、今春、国の三省から認定を受けた『基山町歴史的風致維持向上計画』に基づく町内文化遺産を解説する案内サイン設置箇所検討について、協力依頼が町役場の所管課である定住促進課よりあっています。文化遺産をガイドする視点での設置箇所選定が必要となってきます。


05 ガイド会議