うちの猫たちが散歩についてくる様子を見ていると、彼らの縄張りは、半径100~200m、人間が「住吉」と呼んでいる区域とおおむね一致しているみたいです。なんとなくではありますが、4匹それぞれ担当の方向があるようで、分担して管理しているようにも見えます。また、うちの猫たちの縄張りの端には別の飼い猫の家があり、縄張りはダブっていると思われまが、飼い猫同士は出会っても大喧嘩はしないみたいです。ところが野良猫が縄張りにいると、たとえそれがよく見かける野良猫であっても、常に戦って排除する相手と考えられているようです。猫の世界にも、飼い猫と野良猫という格差があるようで、なんだか複雑な感じです。
 それにしても、猫は猫や人をどのようにして見分けているのでしょうか?よく似た模様の猫もいるし、違う服を着ていても同じ人とわかるようなので、外見以外でもないかで判断しているのでしょう。ちなみに塾の生徒が中高生のためか、うちの猫は中高生は無害な生物と認識しているようですが、小学生はなぜかきらいで、すぐに逃げてしまいます。不思議です。

 大学受験の数学で、苦手というわけではないのですが、試験に出るとちょっと嫌だなと思う分野もあります。結構出るんだ、これが。
 ①関数の最大値・最小値:場合分けが面倒で、計算が苦痛。
 ②確率:この解答でいいのか自信が持てないで、引きずってしまうときがある。
 ③必要条件・十分条件:そんなに難しくないが、勘違いしやすい。
 「必要条件」は日常会話でも使いますが、誤用も多いみたいです。先日も柔道の大会のTV中継で「この試合で勝つことは東京オリンピックへの必要条件だ」と実況していましたが、実際は、「試合で勝ち続けて優勝すると(確実に)理事会でオリンピック内定がもらえるが、負けても次の大会で決まる可能性もある」という状況だったので、正しいアナウンスは「この試合で勝つことは東京オリンピックへの出場を今日決めるための必要条件だ。そして、優勝することはオリンピックの十分条件だ。」だったと考えられます。こんな実況は無いとは思いますが。
 一応交通指導員をやってますので、昨日交通安全講習会というのを受けました。交通指導として毎朝通学路に立っていると、交通ルールが守られていないのを実感します。例えば交差点で一時停止をきちんと守っているドライバーは一割ぐらいしかいないように感じます。半分以上のドライバーはまったく停止しないか、停止したとしても停止線を過ぎて横断歩道上で停止しています。「惜しい」と思うのは、かなり減速しているのに完全に停止する直前に加速してしまう人が3人に1人ぐらいいることです。実は私も昔これで違反を取られたことがあるのですが、もちろん法律上は完全に停止しないといけません。
 それでは安全上停止するのとギリギリ徐行するのとでは差があるのでしょうか。私はあると思います。「最大静止摩擦力」という言葉を聴いたこと聞いたことがあるでしょうか。高校の物理の内容なので耳慣れない火といると思いますが、要するに摩擦力は動いているときより静止しているときのほうが大きくなるということです。摩擦力は運動の速さにはあまり関係しないで、物体が静止した瞬間に急に大きくなるという性質があるのです。したがって自動車も完全に静止すると次に動き出すときには徐行しているときより抵抗が大きい、すなわち動き出すのが遅れると考えられます。そのため状況判断する余裕が生まれ事故防止効果があるということだと思います。
 どれだけ効果があるか実証したわけではありませんが、法令順守の点からも、一時停止は確実に実行してほしいと思います。
 中3理科で宇宙について学ぶ季節が近づいて来ました。なので、宇宙がらみの話題。
 今日11/21の夕方、南西の空には金星、木星。土星に加えて国際宇宙ステーション(ISS)が数分間見えました。ISSはほかの星とは異なり西から東スーッと動いていきます。これはISSが地球の自転の向きに打ち上げられ、約90分で地球を回る軌道にあるからです。ちなみにISSの高度は約400km大きさは100m程度ですので、例えるなら、運動場の向こう側にある10円玉ぐらいの大きさに見えるはずですので、ちょっといい望遠レンズなら形もわかるかもしれません。肉眼でも明るく見えました。時々見ることができるらしいので、詳しくはJAXAのサイトで確認してください。
 先日、理科検定の'SCORE 100' という科目を受験し 1000点満点中900点でギリギリ1級合格しました。自分の感覚ではもう少し点取れていると思ったのですが、得意(なはず)の物理で第1宇宙速度(人工衛星が回る速度)と第2宇宙速度(他の惑星に行くための速度)を取り違えるという凡ミスを犯し、大量失点していました。一応言い訳すると、'SCORE 100' は問題の難易度は高くないものの、中学から高校の4教科(物理・化学・生物・地学)全部が範囲なので結構大変です。理系の大学入試でも理科は2科目なので。
 ともあれ、何十年ぶりに自分が試験を受けて、受験の緊張感を少し思い出すことができたのが収穫でしたを。凡ミスはいけませんね。
 ちなみに今回基山会場で受験したのは10人で、社会人と高校生半々といった感じでした。中には小学生で受験する人もいるそうです。今後も基山で行なわれるみたいなので、興味ある方は受験してみてください。科目も各教科8級までいろいろあるようです。
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