10月25日今回からの街道歩きは、日田街道の福岡市から
筑紫野市を経由し、朝倉市、
そして日田までのルートを歩きたいと思います。
福岡市を通るルートは2つあり
それぞれ「博多街道」「中道通り」となり
今回は博多街道を歩きたいと思います。
それでは、今回スタート地点とした
福岡城の大手門付近から歩きはじめます。
画像は福岡城、下之橋御門
現在の昭和通り、大手門1丁目(高札場跡)から
天神方面へ歩きはじめます。
歩き始めてすぐに、
江戸時代から街道筋にある浄念寺に。
今や、ビルの合間にあります。
さらに進み、
藩校として始まった修猷館跡地に立ち寄り
そして、赤坂を過ぎ
渡辺通りと交差する、天神橋口交差点を横断し
中洲方面へ
途中、赤煉瓦文化館と
水鏡天満宮に立ち寄りました。
西中島橋から、西中洲を望む
ホテルオークラに差し掛かると
当時のルートは歩いてきた昭和通りから外れ、
ホテルオークラ内を斜めに通るのが道筋だったようです。
消滅区間の施設内を通れませんので
今回はホテルオークラそばの博多川沿いを迂回し
綱場町の町家通りへのルートに復帰します。
復帰後、少しルートを外れ、
当時、対馬藩の屋敷があった沖濱神社を見学
本ルートへ戻り
昭和通りから、ひとつ外れた通りを
綱場町を進みます。
そして、綱敷天満宮に到着。
大博通りを横断し
旧上浜口を右折し、寺町方面へ
当時の町家の雰囲気が残る道を進みます。
聖福寺に到着し、少し休憩。
ルートに戻り、東長寺の裏道を進みます。
山笠発祥の地の承天寺を通過。
承天寺から、御笠川方面に向かい
川沿いを歩きます。
比恵を過ぎ、県道112号と並行する路地道が
街道筋となり、道なりをまっすぐに春日方面へ
その途中には、いくつもの
猿田彦大神が祀ってあります。
この猿田彦さんは、裏書きから
平成の時代に建て替えてある模様。
次第に、都会の喧騒から外れた
町並みに変化してきます。
雑餉隈付近では、住宅先に
猿田彦さんが祀ってありました。
雑餉隈、山田4丁目付近が
高宮から来る、「中道通り」との
追分となりますが
現在は、それを示す遺構などは残っていません。
画像は、山田4丁目交差点にある
ドコモショップ裏の道です。
この道筋正面が高宮方面から来た
中道通りとなります。
今回の、歩きはここで終了となります。
当時も栄えていた町並みであったと思われる道筋は、
ほぼ残っており、
町家など建物は残っているものは見受けられませんでしたが
神社、お寺は当時の場所で残っていましたので
雰囲気を想像しながら、楽しめた道中でした。
歩行距離約20km