カテキン
ポリフェノールの一種で、タンニンと呼ばれてきた緑茶の苦味の主成分です。
(効能・効果)
血中コレステロールの上昇抑制
血圧上昇の抑制 血糖上昇の抑制 ガン予防 抗酸化作用 抗菌作用、虫歯の予防
抗アレルギー作用 消臭作用などがあります。
カテキンは非常に酸化しやすい物質です。
緑茶は、荒茶製造工程中で酸化酵素の働きが抑えられるため、ほとんど酸化しません。烏龍茶や紅茶が赤っぽい色をしているのは、このためです。
カフェイン
お茶の苦味成分です。抹茶や玉露、上級煎茶に多く含まれます。
(効能・効果)
中枢神経興奮作用
眠気防止作用
利尿作用
代謝促進作用 。
アミノ酸(テアニン)
アミノ酸はお茶の旨み成分で、お茶に含まれるアミノ酸の半分以上がテアニンです。
(効能・効果)
リラックス効果
脳・神経機能調節作用などです。
二番茶よりも一番茶、一番茶でも初期の若い芽に多く含まれ、成熟した芽では極端に減ります。
また、玉露のように被覆して(日光を当てない)栽培すると、アミノ酸からカテキンへの生成が抑えられるため、茶葉中にテアニンを豊富に含んだままの状態となります。このため、新茶や玉露は旨みの多い味わいに、番茶はあっさりした味わいになります。
ビタミンC
お茶の中でも煎茶にもっとも多く含まれます。烏龍茶のビタミンC含有量はごくわずかで、紅茶には全く含まれていません。
(効能・効果)
壊血病の予防
抗酸化作用
かぜの予防
白内障の予防
免疫機能の増強
サポニン
サポニンはお茶全般に含まれている成分で、抹茶などでみられるように泡立つという特徴があります。茶葉に0.1%程度含まれ、強い苦みとエグみをもっています。
サポニンには、抗菌・抗ウイルス作用などの有効性が確認されています。