緑茶の 苦みの原因である「カテキン」は、低い温度の場合は水に出づらいのが特徴です。
そのため水で煎れると、お湯よりもまろやかな風味になるようです。 また、甘みの成分である「テアニン」も温かい緑茶よりも水出しのほうが残りやすいと言われています。まろやかな甘さを感じたいという方は、水で煎れることをおすすめします。 水出し緑茶はカフェインが少ない
寝る前に緑茶を飲みたいという方もいるかと思いますが、カフェインには、眠気を覚ます効果があるとされ、眠くならないように摂取するという人も少なくありません。 水出し緑茶は、低い温度でじっくりと抽出するので、カフェインが出にくいのです。これなら安心して寝る前でも飲むことができますよ。 水出し緑茶なら、高温にさらされることなくビタミンCを取り出すことができます。ビタミンCは、シミや肌荒れに効果が高い成分なのでできるだけたくさん取り入れておきたいですよね。
少量の茶葉でたくさん飲める
水出しで緑茶を煎れると、茶葉がなかなか開かず、抽出するのにはしばらく時間がかかります。淹れたらすぐに飲むということはできませんが、少量でたくさんの緑茶を飲むことができるのは嬉しい点ですよね。透明な急須で抽出されていく様子を観察するというのも風流な感じがします。 |