去る令和元年1018日・19日の両日、鹿児島県にある種子島へ当会メンバー有志+集った仲間で、行ってきました。18日(金)の小雨降る早朝に基山を立ち、お昼には種子島にある西之表港に着いていました。基山を立つ時は肌寒く、寒さ対策を万全に出立しましたが、西之表港に降り立った時の「暑い!」には、日本は「広い」と実感するとともに、要した時間をみると想像していたよりも、「近い!」という印象を抱いたところです。

 現地では、今回の渡航のきっかけともなった当会メンバーのお一人の郷里であることもあり、ご家族御一同様の歓待とおもてなしを受け、島内を案内いただきました。1泊二日の短い旅でしたが、種子島の文化と人柄を深く知ることができたのも、ご家族御一同様のおかげと、心より深く感謝いたします。

 

 初日は、鉄砲館、「日本甘藷栽培初地」やJAXA(種子島宇宙センター)へ行き、歴史ある場所から最先端の技術を駆使した科学の世界まで、多くのことを学ぶことができました。当会の「技」の一つであるガイド手法の学びについては、JAXA施設見学での移動バス内や各施設での解説の話術に、「緩急」を付けたしゃべり、聞き手の注意を向けさせる「手わざ」、飽きさせず語り過ぎずの絶妙さにプロの技をみる思いがしました。


種子島01 ●日本甘藷栽培初地


種子島02 ●絶妙な話術(JAXAにて)


種子島03 ●世界最大の引き戸!

【大型ロケット組み立て棟 一枚の扉高67.46m、幅26.95m、厚さ2.5m、重量400t


 初日夕刻から始まった「宴」では、地元の地名研究会の皆さまの歓待を受け、当会メンバー+集った仲間は、同志の絆を強く結ぶことができました。貴重なお時間をいただいた地名研究会の皆さま、ありがとうございました。


種子島04 ●地元の皆さんとともに!!


 二日目も、早朝から鉄砲伝来の地、上妻酒造場(ここは欠くことはできません!!)、弥生時代の貝製アクセサリーで有名な国指定史跡である広田遺跡ミュージアムを訪れました。初日が時折、雨が降るあいにくの天気でしたが、集った皆さまの秋雨前線を押し上げるほど強烈な「晴れパワー」のおかげで、快晴に近い良い天気に恵まれ、南の島の海と空の青さも満喫できました。


種子島05 ●屋久島を望む!


 広田遺跡ミュージアムでは、地元の方々を人形やモデルとして登場させる復元模型や説明ビデオの取り組みに、身近な博物館・資料館へのご努力を知ることができ、多くのことを学ぶことができました。また、上妻酒造場では、若い社長様ご自身による「熱い」説明に会社トップの意気込みと地元愛の「熱さ」を感じました。


種子島07 ●広田遺跡

種子島06 ●広田遺跡ミュージアムにて

 

 楽しいことは「あっ!」という間に過ぎ、午後3時には帰路につきました。


 初日の出発時から帰り着くまで、ドキっ!とからワクワクまで様々な「濃い物語」を生んだ種子島「研修」の旅でした!

 参加された皆さまお一人おひとりの感じ取り方で、多くのことを受け止めていただければいいのではないかと思います。楽しかった思い出を明日へのエネルギーに変え、またひと頑張りしていきましょう!


種子島08 ●弥生人も見た?広田遺跡前の海岸

 

 現地でお世話になった多くの皆さまに、心より深く感謝の意を表し、『種子島「研修」の旅』を結びます!

 

 ありがとうございました!

種子島09 
「また、めっかりもうそう!」
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