10月4日。多良海道の湯江から諫早間を歩いて来ました。今回の歩きにて、多良海道は完歩となり諫早にてゴールとなります。
朝、8時半頃、今回のスタート地点とる
湯江駅をスタート
今回のコロナ禍により、前回から半年以上のブランクがあり
あらためて道筋を確認しつつのスタートです。
駅からしばらくで湯江の高札場跡を通過です。
諫早市では、茶色の案内プレートが所々に設置してあります。
湯江の街道沿いには、多くの六地蔵さまが
今もなお往来の人々を見守っておられます。
小江駅付近の一里松跡を通過
現在は痕跡はなく住宅になっていました。
続いて、「さかなか坂」に到着
更に進み「ちちゃのん坂」も過ぎ
駕籠立場跡からの有明海の展望。
諫早に近づきつつあるのですが
まだまだ、稜線を付ききる
峠道を進み「桜坂」を通過中
急坂の未舗装路には大変苦労します。
さらに2つ目の坂道を超えての
下りに、一里塚跡の石垣が残っていました。
そして、またもや藪こぎしながらの
峠越えです。
大歳神社に到着し
休憩と参拝をさせてもらいました。
肥前長田駅付近に来ると、やっと平地になり
田んぼの中の道筋を進みます。
半園川そばの千人塚を通過
諫早市内に入り
多良海道のプレートが案内してあります。
本明川そばを歩き
安勝寺の大きな楼門を道から見上げます。
2時を過ぎ、諫早神社の向かい岸となる
飛び石に到着。
飛び石を進み、正面の諫早神社へ
旅の到着のお礼の参拝をさせてもらい
こちらをゴール地点としましたので、
多良海道と竹崎海道の完歩となりました。
後記としまして、
諸説ありのようですが
長崎街道より、この多良海道のほうが
時代が古いにもかかわらず
道筋をよく残してあり。
特に、佐賀県側の太良地区では
黄色い道標をわかりやすく的確に
設置されいることに感服した次第です。
所々消失区間もありつつも
それに準ずる迂回路も
パンプレットなどの紙面と連動されており
道迷いも少なく、そして怪我もなく
歩くことができましたことを感謝申し上げます。
今回の歩行距離約19km