当会会員が所蔵されている配置売薬に関する資料の展示が、基山町立図書館エントランスにある「図書館ギャラリー」にて開催されています。
展示の様子
江戸時代・対馬藩領であった基山で培われた配置売薬は、田代を中心として発展した「田代売薬」の流れをくみ、富山などの配置売薬と並ぶほど盛んに行われ、現在もその命脈をしっかり保ち続けています。
展示は、長崎街道沿いの木山口町にある西海製薬の薬袋や、鳥栖市基里の原薬房の薬袋など貴重な資料が解説とともに展示され、基山の地で育まれた「配置売薬」の歴史の一端を知ることができます。
木山口町の歴史を語る(ガイドする)上で、貴重な資料であり、この貴重な個人所蔵資料を広く開示し、解説してくださった御所蔵者に心より深く感謝申し上げます。
会期は令和5年9月1日から9月30日の一ヶ月です。この機会に、是非ご覧ください。