民生委員・児童委員協議会定例会を傍聴させていただきました。

 

 余談ですが、民生委員さんと児童委員さんは、別々にいらっしゃるわけではなく、お一人おひとりが両方を兼ねています。幅広い年齢層へのサポートという大変なお仕事だと、改めて感じます。

 

 とても寒い日でしたが、コロナ対策で換気も必要ということで、ドアは全て開けっ放し。コートやジャンバー必須です。

 

 まず、当協議会の信条朗読。崇高な信条です。議員活動にもつながるものがあります。


20210114_090200

委員のみなさん、起立して唱和

 


 そして、協議会会長の年始挨拶を兼ねたご挨拶と併せて、コロナ禍での委員の方の参加に、労いのお言葉をかけられていました。コロナ禍でも民生委員さんの活動は、止めることはできませんよね。


20210114_095437感染対策をとりながら情報交換する委員のみなさん

 


 その後、協議会の報告、小中学校の校長報告、社会福祉協議会の局長報告、地域包括支援センター担当者報告、行政・住民課からの報告と内容は盛りだくさん!、

 



 住民課報告では、交通災害共済の案内

 

 交通事故の被害者になられた場合、被害条件に合うと、少額ではありますが見舞金が出されます。 

 

 見舞金は、それほど高額ではありませんが、掛け金はなんと500円/人。さらに、70歳以上は町が負担するので実質無料で加入できます。いずれも住民課窓口での申請が必要です。

 

 有効期間は4月1日(2月3日より申請受付可能)から1年間で、継続するには毎年申請する必要があります。途中契約もできますが、申請金額は同じ500円ですので長いほうがお得です。


 

20210114_095427

500円を握りしめて、いざ住民課へ!

 

 


 住民課の回し者みたいな私の説明になりましたが、休憩をはさみ、引き続き講演会が開かれました。

 

 今回は、NPO法人ワーク&ライフサポート 理事 平井英子さんによる、「ゲートキーパー養成講座」。

 

 「悩みを抱えている人への関わり方」についてのご指導でした。

 

20210114_101042



 「ゲートキーパー」とは、悩みを抱えている人などに「気づき・声かけ・つなぎ・見守る」という意味だそうです。

 

 特に大切なのは傾聴。

 

 「傾聴」とは、「コミュニケーション技能の1つ。傾聴の目的は相手を理解することにある。それにより、話し手が自分自身に対する理解を深め、建設的な行動がとれるようになるようサポートする。 傾聴で大切なのは次の3つとされる。 ・言葉以外の行動に注意を向け、理解する(姿勢、しぐさ、表情、声の調子など)。 ・言葉によるメッセージに最後までを傾け、理解する。 ・言葉の背後にある感情も受け止め、共感を示す」 と言われています。

 


 つまり、相手の心をさぐり、しっかりと話の内容を理解し、共感を示すということ。そのうえで相手の問題解決に協力し、見守っていくことが大切だということでした。

 

 悩みを抱え自殺に走る人は、全国で約2万人もいます。悩んで自殺を考える人は、その10倍から40倍はいると言われているそうです。40倍だと80万人!

 

 全体的に男性の自殺者が多いのですが、最近は女性の自殺者も増えてきていると言われています。傾聴ってとても大切だと感じました。


20210114_101213

平井先生の話にも傾聴

 

 人はみな、自分のことに関心を持ってもらいたいもの。時に人の話を長く聴くことは辛い場合もあるかもしれません。でも、悩みを聞いてあげることですっきりとすることもあります。

 

 私も、傾聴ができるように頑張りたいと思います。

 とても有意義な傍聴でした。協議会のみなさま、ありがとうございます。


コメント(0件)

 

■コメントを書く
タイトル
本文
お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
削除パスワード
コメントを削除する際に必要になります。
認証キー 下の画像に表示されている数字を半角でご記入下さい。
(画像は毎回変わります)