昭和23年4月に発足した伝統ある基山町消防団。

 町内に居住、または勤務する年齢18歳以上の方々で構成されています。

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きざんを望み 訓練に励む団員

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女性消防団員も活躍中。


 平成10年には、日本消防協会表彰「まとい」も受賞しています。

 「特別表彰 まとい」とは、

 昭和54年に創設され、全国に約2,200ある消防団の中から、毎年10団体に限り授与される、消防団にとっては最高の名誉である表彰です。

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まとい賞(イメージ) 実物は基山庁舎1階に展示中
 
 特別表彰まといを受章するためには「日本消防協会表彰旗」及び「消防庁長官旗」を受章していること、さらに全国消防操法大会出場または消防操法県大会優勝の3つの条件がそろい、県内での推薦を受けないと受賞できないすごい賞なのです。
 もちろん、最近でもいろいろ受賞している素晴らしい基山町消防団です。

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各地域に出向き消防署との合同訓練。火災発生時と変わらない訓練です

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昨年の出初式での五色放水(令和3年は中止)

 そんな、素晴らしい我が町の消防団ですが、団員が減少しつつあり問題になっています。
 
各分団の団員数
名称実員数担当区域
本団2人
本部10人基山町全域
1部31人3区、8区、9区、12区
2部16人1区、11区
3部21人2区
4部15人4区
5部16人6区(9部の担当区域外)
7部19人7区
8部23人5区、10区、13区
9部19人6区の内白坂上・中・下、桜町、末広、けやき台全域
女性部17人基山町全域
合計189人
(条例定数197人)
                     (令和2年4月現在)

 

 以前は定年が35歳と県内でも早い退職制度でしたが、団員減少に伴い少しずつ退職年齢が上がってきました。それでも40歳です(分団により多少の変動あり)。

 また、みなさん働き盛り。町外へお勤めの方も多く、火災時に常時出動できるわけではありません。

 昼間の火災に対応するため、一度退団された経験者で、日中町内にいらっしゃる方を「支援団員」として採用する制度も平成28年度から導入しています。

 私も35歳まで団員でした。訓練もさることながら、地域の同世代の仲間と交流したり、時にはお酒を飲んだり、研修旅行に行ったりと、仕事以外の仲間を増やすこともでき、有意義な時代を共有することができました。今でも顔をあわせれば、笑顔で話もできます。

 また、多くの先輩方もいらっしゃるので、町内の地域それぞれの情報や人脈もご紹介くださったりします。

 地域ボランティアというだけでは語れない素晴らしさがありますね。

 余談ですが、私が結婚5年目くらいの当時、深夜に火災のサイレンが鳴りました。眠っていたベッドからサッと起き上がり、消防団の制服にぱっと着替え、玄関先から駆け足で消防車がある格納庫へ向かいました。
 妻には深夜の暗闇に消えていく、私の消防靴の「コツコツ」とアスファルトに刻む速足の音が聞こえてきたそうです。
 火災も鎮火し、自宅に帰ると、妻から「ホ~ント、久しぶりにカッコいいところを見たわ」。と一言。
 普段がだらしなかった訳ではありませんが(笑)、制服姿は我が子達からも尊敬のまなざしを浴びますね。本物の消防隊員になった気分です。
(^-^;

 閑話休題

 そんな消防団の基山町オリジナル団員募集のパンフレットができましたのでご紹介します。

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 若者のみなさん、私たちのまちを守ってみませんか。 ご家族、ご親戚が安心して暮らせるまちづくりのお手伝いをしてみませんか。同じ志を持つ仲間を増やしてみませんか。今だからできる社会貢献です。

 また、お父さんお母さん、ご家庭に適齢期の方がいらっしゃったら、ぜひ入団へのご協力を宜しくお願い致します。婚活イベントなどもありますよ!

 ちょっと長い投稿になりましたが、基山町消防団OBとして、ご案内させていただきました。


キーワード: 消防団 募集
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