8月16日現在、全国のコロナ感染者は累計で百万人を超えています。人口の約1%です。対策として期待されているワクチン接種も進んでおり、1回目の接種率は50%近くなっています。私もファイザーのワクチンの2回目を打ちました。直後は38℃程度発熱しましたが、体調としてはそれほど悪くなく、日常生活には支障ありませんでした。塾の授業もちょうど盆休み期間だったので穴を開けずに済みました。
 ワクチンの副反応のために接種をためらっている人もいるかもしれませので、少し検証してみたいと思います。ネット上には副反応の体験談がたくさんありますが、「数日から数週間、発熱・倦怠感・発疹等でつらかった」といううような内容でのようです。本人は大変だったと思いますが、コロナの症状と比較すると軽症の部類に属するもののように思われました。もちろん重症の例もあると思いますが、ファイザー社の報告によれば「ワクチン接種百万人に数件」のレベルのようです。一方、コロナ感染した場合の重症化率は2021年6-8月で1.6%で、冒頭のコロナの感染した率をかけると「ワクチン接種しない人一万人に数件」のレベルだと考えられます。ワクチンの効果が100%とは言えませんが、重症化するリスクは、ワクチンを打つ方が桁違いに小さいと言えると思います。
 また、これまでのところ20歳未満はワクチンの副反応が強めで、重症化や死亡のリスクは極めて低いとされていました。しかし、変異株もでてきており、若い世代の危険性が増ているという情報もありますので、生徒たちもなるべく早いタイミングでワクチン接種を考えた方が良いと思っています。

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