基山町教育員会で、特別史跡基肄城跡の被災状況が報告されています。
 詳細は、そちらをご覧ください。
基肄城被災02
■山頂部の崩壊箇所
基肄城被災03
■水門上の谷部崩壊の様子
基肄城跡被災04
■水門上の道路崩壊の様子
基肄城跡被災05
■丸林集落から水門へ至る道路
 自然の山ですので、登山禁止、入山禁止と札をかけても、どこからでも進入できます。
 安全性を考慮するとともに、被災した状況で登山者が増えると、特別史跡の遺構破壊にもつながっていきます。安全管理は、登山者個人の責任という言葉もありますが、被災してからでは、最悪の場合、命は帰ってきませんし、戦争国に勝手に侵入し、捕虜となり日本国が救出に向かうのと同じように、被災した場合、消防、警察、行政など、多くの方々の時間と人力を使うことになります。「そのための税金だろう!」というご意見を耳にします。もし、個々人が節度ある行為をしていれば、使う必要が生じないお金かもしれません。余ったお金で福祉や教育に回すことができた税金かもしれません。どうかお願いです。その辺までを考慮し、登山、入山を御止めくださるようお願いいたします。
 一方で、基山町役場HPには、瀧光徳寺からの県道を開通させたと報告しています。離合する箇所は、道が半分欠失していますので、十分気を付けてください。
基肄城被災01
■県道の被災状況
(現在はバリケードされていますが、見通しの悪いカーブです。気を付けてください。)

 何かあった時は、道路管理者である佐賀県県土整備部が責任を取るのでしょうが、何かあってからでは、事故に遭われた方の健康や命は帰ってきません。この辺も十分、ご留意いただき行動していただきたくお願いいたします。
2018年10月02日更新
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